これは、ダマシの後に使えるプライスアクションです。
ダマシとは、テクニカルで売買サインがでたのに、その逆に相場が動いていくということですね!
でも、プライスアクションは、そんなダマシを重要なサインとしています。
プライスアクション「フォールスブレイクアウト」
フォールスブレイクアウトとは、失敗したブレイクアウトという意味で、これまで抵抗帯だった高値や支持帯だった安値のブレイクに失敗したってことです。
これが、起きた時には反転シグナルやトレンド転換シグナルになりやすいです。
プライスアクション「フォールスブレイクアウト」のエントリーの仕方
☆エントリーポイント:当日終値を翌日以降超えたあたりで買いor売り
★ロスカットポイント:当日安値の下or高値の上
上記の図は、XAUUSDの日足チャートです。
1894までは順調に下降トレンドを形成していましたが、そこから大きな髭を作ってからの陽線が現れました。
そこから上げては下げての攻防が続きまして、その後1892あたりまで大きく下げたものの、ブレイク失敗し大きな髭を作って2000まで大きく上げていきました。
しかし、2000あたりでブレイク失敗して再び大きな髭を作って、下降していきましたね。
これだけ見るだけでも、ブレイク失敗の後は、チャートが大きく動くことが多々ありますね。
というか見分けつかないんだけど…..
以前記事にしたフェイクセットアップとフォールスブレイクアウトってほとんど言ってること同じですよね。
どちらもブレイクしようとして失敗したために起きるものですので、考え方は同じです。
自分が取引していて、トレンド発生したか!?とエントリーしたときに、ダマシに合った時って結構落ち込みますよね。
でも投資家達も同じ気持ちですし、そこから反転すると考えると逆にチャンスですから落ち込まず分析しましょう!
ダマシに合わないようにするために
下位足でポジションをとるのでなく、上位足が決まってからポジションを持ちましょう。
また、エントリー根拠も多く持てばダマシにあいにくくなります。
しかし、「ダマシ」を完全に防ぐことは不可能だと思います。
少しでも資産を守るため、エントリーすると同時に損切位置を設定しておきましょう。
ここまで読んでくださりありがとうございました。