今週はレンジで終わりかと思いましたが、まさかの動きでしたね💦
先週のXAUUSD分析記事はこちら↓
XAUUSD分析 2022.6.4
4時間足分析
前回の話で1828.40を起点に上昇波動が始まっていて、現在は2波であると考えていました。
今週はずっとレンジが続いていましたが、昨日金曜日の21:30の経済指標により起点の1828.40を割ってしまいました。
そして終わってみれば先週の高値1874を超えて1875まで上昇しました。
非常に悩ましい形になりましたね・・・。
エリオット波動分析のインパルスルールとして、2波は1波始点を超えることはないとされています。
よって前回の考えは終了しました。
では下降トレンドか?と考えると1874を超えた時点でそれもありえません。
もう少し細かく見ていきましょう。
5分足分析
金曜日21時半の視標で1825あたりまで下がりましたが、そこから1845.35まで上昇しました。
そこから再び下降を始めて1828あたりまで下がりましたが、再び上昇に転じて、ノンストップで1875まで上がっていきました。
ここから考えられるのは、1828.40の起点を割ったことにより、さらに下がるであろうとショート目線となった多くの投資家が急な上昇に捕まり、
ロスカット(投げ売り)を始めたことでさらに上昇したと考えます。
よって1825を起点に上昇波動開始と考え、現在は短期的には3波継続中または4波開始あたりと考えます。
4波の調整で良い押し目があると良いですね。
3波がこれだけ延長してしまうと、5波は1波の値幅と同等動いたとしても、4波の調整が大きければフェイラーになる可能性も高くなります。
そしてそのまま下降トレンド開始・・・なんてこともあるので注意が必要です。
※たぶん中長期的に上昇トレンドなのでそれはないと思いますけど、一応注意しましょう。
週足分析
プライスアクション的にも強い上昇な形に見えますし、まだまだ上昇しそうですね。
まとめ
前回の分析で起点としてた1828.40は視標の時に割れてしまいましたが、
実体を割ることもなくヒゲのみなので今回の起点割れをノーカウントに考える方もいると思います。
しかし、起点が割れたか割れていないのかを考えなくても、今回の上昇から再び上昇トレンドに火が付いたように思いますので、
私は押し目を待ってからロングを狙いたいと思います。