プライスアクション「スラスト」とは
推進力といった意味で、値動きの強さを示します。
値動きと言えば、上がるか下がるですよね。
なので、パターンは二つだけ!です。
スラストアップ・・・上昇力の強さが現れたローソク足です。
条件は一つ前の足の高値を次の足の終値が上回っていることです。
日足で考えるなら、前日のローソク足の高値を当日のローソク足の終値が上回っていることです。
通常、前日高値は目先の抵抗帯になるものですが、その高値を超えても買いたいって人が大勢いるってことですね。それだけ勢いが強いということです。
よって、連日のようにスラストアップが起きて上昇トレンドが続いていくと今までの抵抗線をブレイクしてしまうこともあります。
スラストダウン・・・下降力の強さが現れたローソク足です。
条件は一つ前の足の高値を次の足の終値が下回っていることです。
もしスラストダウンが頻発しているようなら下降トレンドはかなり強いということです。
スラストアップの反対ですね。
どちらの動きもトレンドの際に起こるものなので、レジサポラインで反発を待つトレーダーは飲み込まれないように気をつけましょう。
これは私が損切に合った相場ですが、
〇ポンド円:日足
133.14円の抵抗線を超えたと思ったら、さらに翌日には135.75円の抵抗線を超えてしまいました( ;∀;)
日足でスラストアップを数えると、7日連続でした。
一度くらい調整がくるかと思ったのですが、そんなこともなく突き抜けていきました。
それだけ強い上昇トレンドってことです。
〇ポンド円:1時間足
1時間足のチャートでみるとなんとランウェイアップも起きていました。
ランウェイは、これまでの価格水準を脱して、新たな水準に移行する値動きが起こります。
ランウェイアップというのは高値更新してからもみ合いになって、さらに高値を超えていくことです(*’ω’*)
これもトレンド相場に起こるプライスアクションで、下降トレンド時にはランウェイダウンが起こることもあります。